寒さ対策(温材野菜) (153)

 関東で初めて、皆様にお話しする機会がありました。
 埼玉県川越と東京都立川の生鮮食品店のワークショップで、冷えを克服するショウガを中心にした野菜の話です。
 関西の「のり」で話を進めたのですが、聞き手の反応はもう一つ。そこで思ったのは関東人は話の中身、関西人は心の融合かと。
 それはさておき、冬の寒さをどのような食材で克服するかです。
薬膳の食材のとらえ方で重要な要素に「寒・涼・平・温・熱」の区分があります。栄養学的には、カロリー、たんぱく質、糖質、脂肪、ビタミン類や有効成分などを重要視しますが、薬膳では、食材が体を冷やすか温めるかが重要と考えます。
 冬の寒い季節には温める食材を摂ればよいのですが、どうしても冷やす食材も食したいと思えば、煮たり焼いたり、熱を加える料理をすれば冷えの効果が薄まります。
冷えは万病のもと、基礎体温の低下は免疫力も弱くなり、病気に罹りやすく治りにくくなります。体温を上げることは重要です。

 冬の薬膳食材としては次のようなものがあります。
1. 気を補い陽を温めて身体を助ける食材
   粳米・糯米・長芋・じゃがいも・いんげん・栗・胡桃・干し椎茸・鶏肉・羊肉・鹿肉・海老・ナマコ
2. 血を養い、陰を補充する食材
   ほうれん草・人参・百合根・いか・豚肉・豚のレバー・鶏のレバー・落花生・ライチ・葡萄・銀耳・胡麻・ムール貝・カキ・スッポン
3. 気を巡らせ、血流をよくする食材
   らっきょう・くわい・グリーンピース・なたまめ・ジャスミン・みかん・桃仁・酢・酒
4. 臓腑を温め、体内の寒気を散ら食材
   ニラ・唐辛子・生姜(乾姜)・山椒・茴香・羊肉・鹿肉・ナマコ・海老



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