夏休み親子おくすり教室 (141)

 2014年7月26日(土)、大阪道修町の少彦名神社と隣接ビル会議室で、「夏休み親子おくすり教室」と題し、30組の親子が参加して、講演会と薬膳ドリンクと飴づくり体験学習が実施された。
 講演の「おくすりの歴史」、「お母様のための薬膳教室」と「夏休み自由研究のまとめ方」を担当したので、その概要をお知らせする。

 【おくすりの歴史】日本のくすりは、古事記「稲葉の白兎」で大国主命が皮を剥がされた白兎にガマの穂を教えたことから始まる。大国主命は少彦名命と共に、民衆のため病気を治した神様として名前が知られている。その後、中国から医学とくすりが伝えられた。薬は一日に百毒を嘗めて薬効を調べたという中国の神農の名を冠した「神農本草経」。鑑真和上が医療とくすりを携え来朝。栄西上人がくすりとしてお茶を伝えた。僧が医療を担っていたが、貴族や武士のための医薬学であった。江戸時代になると、売薬が起こり、一般大衆も薬を買うことが出来る時代になった。
 「樋屋奇応丸」「七ふく」「宇津救命丸」は江戸の初期に創薬され今日に至っている。明治に入ると、「龍角散」「太田胃散」「百毒下し」「大学目薬」「今治水」「金鳥の渦巻」「正露丸」「仁丹」「ワダカルシューム」「救心」などお馴染みの家庭薬が発売され、家庭の常備薬として飲み続けられている。

 【お母様のための薬膳教室】薬膳の基本的な考え方。冷えは万病の元。低体温は自然治癒力(免疫活性)の低下を招く。体を温めることが重要。その食材の一つがショウガ。特に乾燥したショウガはに比べて、体の中心を温める効果が大きい。等々。

 【夏休み自由研究のまとめ方】タイトル(表題)の出し方。動機:どのような時にどんな興味を持ったか。調べたこと、行ったこと(実験、工作など)。結論:判ったこと、判らなかったこと。今後の展望。等々。

 薬膳ドリンク、飴づくりは、「大阪家庭薬協会」のホームページ(http://www.daikakyo.ne.jp)に動画で紹介されている。なお、次回の「夏休み親子おくすり教室」は8月23日(土)開催予定。
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